2019年5月8日、楽天創研（北京）科技有限公司大連分公司は、アセンダスソフトウェアパーク六期で開業式を行った。高新区管委会の副主任原馳氏がセレモニーに出席し、祝辞を述べた。日本楽天株式会社の副社長平井康文氏をはじめ、楽天グループの幹部がセレモニーに列席した。
原馳氏はまず楽天創研（北京）科技有限公司の大連支社の開業をお祝いし、楽天が大連ハイテク産業区に進出する過程で、各方面の支持を得て感謝の意を表する。そして、お客様にハイテク産業区の発展状況を紹介した。原馳しによると、楽天は大連高新区に入居した最初の電子商取引会社で、中国の市場規模は巨大で、楽天大連支社の業務が順調に発展し、将来、楽天の中国本部になることを期待していると述べた。
平井氏はあいさつの中で、中国は世界第二の経済国であり、非常に多くの優れた人材を持っていると認識している。また、中国のインターネット産業は持続的に発展している。楽天は百度、アリババ、テンセントのような先進企業に学ぶことができると述べた。今回北京、上海に続いて大連を選んだのは、高新区政府部門の強力な支持、総合的なサポート体制、優秀な大学と技術企業が多く、英語と日本語の人材が多いからである。それに、日本から大連までは3時間しかかからないこと。また、1時間の時差しかないので、リアルタイムに連動して協力プロジェクトを展開できることなど、魅力的であると述べた。
楽天株式会社は1997年に設立され、日本で代表的なインターネットサービスプロバイダーの一つであり、日本最大のネットショッピングモール「楽天市場」を持ち、会社の時価総額は1000億元に達し、従業員数は2万人を超えている。楽天グループは、世界で電子商取引（EC）、クレジットカード、銀行、証券、保険、トラベル、専門スポーツなど70種類以上のサービスを運営しており、12億人以上の利用者が全世界に分布し、日本で新たにモバイルキャリア事業に立ち上げる予定である。

楽天創研（北京）科技有限公司大連分公司は楽天株式会社の全額出資子会社である楽天創研（北京）科技有限公司が大連ハイテク産業区に設立した支社です。この大連支社は今月まで約３０名の陣容になり、これからまずは１００名体制を目指す。現在では、楽天市場や、楽天トラベルといった主要インターネットサービス事業の製品開発と運用業務を中心に担当している。